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平成22年 社長訓示

2010年01月11日

建設業の誇り
(平成22年の新春を迎えるにあたって)

 

 みなさん新年明けましておめでとうございます。
 平成22年の新春を迎えるにあたり、ご挨拶申し上げます。
 昨年は、8月に行われた衆議院議員総選挙において民主党が単独過半数を獲得し歴史的な政権交代がなされ、建設業界では党が主張する“コンクリートから人へ”という方針の下、‘事業仕訳’において徹底的に公共投資への流れを変えさせられてきました。   
 当社におきましては、大型工事の減少ながらも多くの顧客からの引き合いを頂くことができ、目標の売上高を何とか確保できる予定となっています。大型の工事を多く担ってきた当社にとって、小規模化した現場が急増してきた結果、社員一人一人の管理能力が問われる程度が大きくなっていることは既に実感していることと思います。それぞれの部門で、業務の実行状態を客観的に監視して、掲げた目標を常に検証して、その達成に努めることが重要であります。

*****建設業の誇りと技術力*****

 当社は、モノづくりの会社であり、建設業の中でも施工会社であります。このモノづくりの原点は、今まで培ってきた技術力に裏付けされた‘誇り’にあります。建設業に対して、その‘誇り’を否定されるような報道や世評が多いことは残念でなりません。
 先日、福岡県の竣工検査中に、検査官から有難い言葉を頂きました。
 「建設業は人や企業の誹謗中傷にまみれて商売をする業界ではありません。特に土木構造物は、10年 20年ではなく、50年100年という長い間、世にモノを残し、社会に貢献することが求められています。モノを残すだけではありません。地場企業は、国から頂いた補助金を地方に落としそれを幅広く、その地域に経済効果をもたらす社会貢献の役目も担っています。ですから地場企業は中央の大手の会社に負けない技術力と管理能力を持ち、品質の高い仕事を提供する力を世に示さなければならないのです。」
 この厳しい建設業界、特に地場企業として先が見えない業界でありながら、その仕事に誇りを持って、質の高い企業に成長することを志として努力すること。改めて当社の課題と我々の業界の誇りを再認識させられ励まして頂きました。

*****プロ意識*****

 昨年、9年連続メジャーリーグにおいて200本安打を記録したシアトルマリナーズのイチロー選手。「イチローの流儀」(小西慶三著新潮文庫)という本の中の一文です。
 「野球はみんなで仲良くすることがチームワークではないんです。もしそれが仮にチームワークだとしてもそんなものは全く必要ない。オリックスでも仰木監督が“チームが勝つことばかりを考えて野球をしなくていい。自分のベストプレーだけを考えてやりなさい”とずっと言い続けていました。一人ひとりがやることをやり、それを束ねる人がいて、それで初めて戦えるようになるんです」
 プロ野球と我々の仕事が同じだとは言いません。また仲良くしなくていい、組織を考えて行動しなくていいと言っているのではありません。個人の最大限の価値を発揮すること。それを束ねることはその役割の者が行う。プロの集団はこうあるべきである。どんな人も何らかの価値を発揮することはできるはずです。個々の努力によってその価値を広げていかなければなりません。それぞれの分野でプロ意識を持って、業務に没頭できる組織となり、それを最大限に発揮できる経営を各現場でも会社全体でも実現することができて初めてこの業界で生き残りをかけた戦いができる会社となるということです。

*****結 び*****

 昨今、コンプライアンスに関する企業の取組みがクローズアップされ、多くのペナルティ制度が設けられ、年々その管理は厳しくなっております。些細なことが企業の存続を脅かすことになりかねません。社員ひとり一人が客観的な視野を持って、業務に取組み隙のない企業体質を確立することが重要であります。
 当社の経営理念に掲げる“信頼”される社員となり、企業として更に成長するために本年も皆様方のご尽力をお願いし、ご家族ともども健康で幸多き一年でありますよう祈念申し上げ、結びの言葉とさせていただきます。

 

平成22年1月4日

株式会社塩月工業
代表取締役社長塩月勇司

株式会社塩月工業
Shiotsuki Co.,Inc

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