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特集 那覇沈埋トンネル

2010年07月28日

◆当社が長年にわたり施工に携わってきた「那覇沈埋トンネル」がいよいよ来年開通。

 【文責 : 沖縄営業所 山崎】

■那覇沈埋トンネル(那覇港臨港道路空港線)の目的

沖縄の玄関、那覇港と那覇空港。現在、那覇港、空港と那覇市内を結ぶ道路は慢性的な渋滞で、人と物の流れに重大な支障をきたしています。その抜本的な解決策がこの「那覇港臨港道路空港線」を建設することであります。
これは那覇港を海底トンネルで横断するもので、空港側と三重城側の両岸に立坑を構築して、その間に沈埋函を8函(全長724m)布設して、湾を横断する新たな道路を構築するものであります。

 

■那覇沈埋トンネル(那覇港臨港道路空港線)の構造

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 ■那覇沈埋トンネルと当社

平成7年に始まった試験施工から15年の歳月を経て、平成23年にいよいよ開通となるこの沈埋トンネル。当社は着工当時からこの工事に携わってきました。
来年の開通を祝い、数回に分けて、この海底トンネルと当社の関係を特集で、ご紹介していきたいと思います。

 

Vol. 1 三重城側立坑-連続地中壁と掘削

最初に関わったのは、大林組グループが受注した「三重城側の立坑」関連工事です。

 

(1) 大深度連続地中壁の施工

深度 -66mの連壁を構築。当事、大林組の最新の掘削機と技術を駆使し、昼夜を問わず、掘り続けました。沖縄特有の琉球石灰岩の為、ベントナイトが溶液は利かず、水圧調整のみの掘削。
とてつもない逸水で空洞を掘削土で埋め戻し、閉塞しての掘削を繰り返した事もありました。

鉄筋加工は、縦4ブロックに分割し架台の上で、加工、組立て、クレーンで吊り込み建て込んでいきます。そして、コンクリート打設を行い、約1年をかけて、連続地中壁の施工を完了しました。

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写真-1 連壁の鉄筋吊り込み

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写真-2 連壁地中壁施工完了

 

(2) 掘削

2年目からは、直径60m、深さ30m、掘削土80,000m3の掘削です。
立坑内大型重機を10数台クレーンで吊り込み、100tクローラークレーン3台を使用し、10m3土砂バケットでの掘削作業です。

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写真-3 掘削重機

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写真-4 掘削状況

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写真-5 連壁面整形用ツインヘッダー

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写真-6 ダンプ50台を使用し、1日2,000m3、一ヶ月半の工程でした。

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写真-7 掘削完了

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