ホーム > インフォメーション > トピックス > 特集・那覇沈埋トンネル② 8,100m3のマスコンクリートを一気に打設!

特集・那覇沈埋トンネル② 8,100m3のマスコンクリートを一気に打設!

2010年11月05日

 

掘削工事が完了して、いよいよ立坑の構造物の構築工事の着工です。

 

■ベースの鉄筋工

立坑のベース厚3mに約1,200tの鉄筋を組み上げます。
毎日、鉄筋と機械式継手との戦いです。D16~D51までの構内搬入と組立の繰り返し作業を延1,200人の作業で行いました。     
                             三重城-鉄筋.jpg
 
■ベースのコンクリート打設

  ベースコンクリートのボリュームは、なんと 8,100 m3

   この数量を一気に、打設する計画を始めました。

もちろん、当社における一度に打設するコンクリート量としては、最大級のマスコンクリート。 
 
人員の確保、.ポンプ車の確保、プラントの確保、生コン搬入ルートの確保、
所要時間などの計画、打合せ、交渉が続きました。
 
 ・人員は、1パーティ6名を3交代で18名。それを8パーティで約150名。
 ・ポンプ車一台につき5名で3交代。8パーティで120名。
 ・プラントを8社。生コン車100台。左官工が100名。
 ・打設の日程は市内に車が少ない週末。
 ・金曜日の夕方6時から打設開始。
 ・所要時間は48時間。
 
                      三重城-ミキサー車.jpg
 
  いよいよコンクリート打設を開始です。計画通り、夕方6時から48時間の戦いがスタート
しました。
   8パーティの責任者を筆頭に、競い合うように打設を始めました。
 皆、元気が良いのも一時で、沖縄の湿度と暑さに徐々にスタミナを消耗。
 打っても打っても変化が見えない底版のボリュームの大きさに飽きてくる。
     夕方6時から打説開始した第1班は、夜中の2時に第2班に交代。 夜は、若干涼しいが
  投光機の光の下、変化が見えないコンクリートをひたすら打ち続ける。 
     翌朝10時に第3班に交代。昼間は暑いので、交代でバイブレーターによる締め固め。
 上では、マスコミが大変な賑わいで、まるでイベント会場になっていました。
     三重城-打設.jpg
    
   土曜日の夕方6時、24時間経過して、二回目の第1班が坑内へ。
  予定通り、半分の打設完了。まだ先が見えない。誘導員も合図者もバテ気味。食事当番も気 
  合が入ってくる。
     日曜日の朝10時2回目の第3班が入った頃、一部に底版の天端が近づいてきて
  皆のきに元気が出てきた。ここで左官の登場。先が見えてきた。
 夕方6時ついに最後の生コンが終了。48時間の戦いに終止符が打たれた。
 
    三重城-底版打設2.jpg
 
   どの顔を見ても汚れてはいるが疲れというより満足感に溢れて、とても清々しい表情で、
 いい顔していました。
  
  当社では、この後に数度、このようなマスコンクリートの打設を経験しましたが、この三重城
 の経験によって、数千m3打設数量では、かなりの自信を持って施工できるようになり
 弊社の歴史に残るもので、社員の誇りの一つとなりました。 

株式会社塩月工業
Shiotsuki Co.,Inc

〒816-0847
福岡県春日市大土居2-133
tel 092-585-3355
fax 092-585-3423
e-mail info@shiotsuki.jp