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創立40周年を迎えて

2013年02月16日

 

株式会社塩月工業 創立40周年 を迎えるにあたって

 

 

 

 当社は、本日2月16日をもって、創立40周年を迎える事が出来ました。
 これも偏に、ご愛顧賜りました顧客の皆様、業務の遂行にご努力戴いた社員の皆様、協力会社並びに関係各社のご尽力の賜物であり、この歴史に刻まれている皆さんの大変なご苦労の積み重ねに、心より感謝申し上げます。

 当社は、昭和37年に前社長が個人経営として発足した後に、昭和48年2月16日に法人として事業を始めました。発足当初から特定のお客様よりご指導賜り、長年にわたり、専属の協力会社として、会長をはじめ、多くの社員がこのお客様と苦楽を共にして参りました。
 平成に入り、公共事業をめぐる汚職や談合摘発事件が世の中を騒がし始め、平成17年には、大手ゼネコンのトップが揃って「談合決別宣言」を発しました。公共事業が主体の土木を生業にしている当社にとっては、これが大きな転換期にならざるを得ませんでした。
 私が社長職を拝命しましてからは、まもなく3年が経過しようとしています。皆さんが 実感されているとおり、この10年間で、当社の顧客は大きく変化してきています。お客様の数はもちろん。当社に対するニーズもめまぐるしく変化しています。
 今後は、この40年間の歴史に裏付けされた実績を顧客に胸を張ってアピールし、変化し続けるニーズに的確にお応えして、当社の「真の価値」を顧客に理解していただき、満足してもらえる会社に更に成長し、発展していかなければなりません。

 さて、日本のプロサッカーJリーグは1993年に出来て、20年が経過しているそうです。そんな中、この地元、福岡大学のサッカー部から44名ものJリーガーを輩出しているそうです。そもそもサッカー選手は、その体力の消耗が激しいことから、高卒の18歳からプロで活躍することが普通で、大卒は遠回りとされてきました。しかしそれを覆したのが、福岡大学サッカー部 監督の乾 眞寛さんであります。
 この乾監督が選手を育てる流儀は、「選手を育てるのは、良い人間を育てることに尽きる」と言います。
 いくら才能があり能力が高く、技術力があっても、それを継続して、チームの中で力を発揮できる人間としての器が完成されていないと一流のプレーヤーには決してなれない。現に日本のプロサッカーでは、欧米では考えられない大学4年間を経由し、あえて遠回りして、プロに入る選手が増えているそうです。18歳の日本人は、精神的にまだ成長しきれていない。一流になれる為の教育を大学4年間かける方が近道であると考えているのです。
 私は、「遅咲きのプレーヤー」を育てる乾監督の考え方は、現代の日本社会や教育問題を象徴していると思います。また目標をどこに置き、教育の軸をどこに置くか、これが今の日本社会や企業においても、忘れかけていたものであると実感しています。

著書 「育ての流儀」 ― 個性を磨き、大きく伸ばすコーチング ―
著者 福岡大学サッカー部 監督 乾 眞寛(STUDIO TAC CREATIVE)


 当社の業務において、お客様から正当な利益を頂くためには、真の信頼を得ることが大前提であります。この信頼の土台となるものは、人間として成長していくことが不可欠であります。当社が土木業界でNo1の企業に成長するためには、社員一人一人が人間としての成長がそれに、伴わない限り実現できるものではないと考えています。

 昨年末、私は「中期経営計画2013-2016」を策定いたしました。年頭には、この計画を実行に移す過程で「三つの心」を大切にして欲しいと、申し上げました。
 一、「謙虚であること」 二、「思いやりを持つこと」 三、「直向きさ」
 もう一つ、「したたかさ」を持って、商いをすること を加えました。

 年配の先輩社員の皆さんは、いずれ近い将来、現職を離れていくことになります。若手・中堅社員は、特に、土木は経験工学であると言われる世界で、技術的な事、施工管理、危機に面した時にどう立ち回るか、顧客や協力会社とどのように接していかなければならないか等、まだ先輩から吸収するべきことが果てしなくあるはずであります。この業界は、一部のことが秀でていることがあっても、結局、経験に勝るものはありません。若手・中堅社員の皆さんは、全てを吸収できなくとも、年配の先輩社員に敬意の念を持って、向き合い、教えを被る姿勢を保つことが必要であると思っています。
 また先輩社員の方は、この生意気な後輩たちに、少し目線を下に降ろして頂いて、今迄、築き上げてきた経験を業務の上で、指導教育にも目を向けて頂くようお願い申し上げます。
 この双方が向く方向が当社の伝統を継承していく為には、不可欠な鍵であり、生き残りをかけた最重要課題であると考えています。

 みなさん再度、「三つの心ともう一つ」を自分に問いかけて、私も皆さんも共に、社業を通じて、人間的に成長しながら、これからの新しい時代を築き上げていきましょう。
 40年間の素晴らしい歴史とこれから始まる輝かしい未来をみなさんと共に、一歩一歩 前進して行きたいと思います。
 最後になりましたが、みなさんとその家族の皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、本日のお祝いの言葉とさせて頂きます。
 本日は誠におめでとうございます。

平成25年2月16日

株式会社塩月工業
代表取締役社長 塩月啓司

株式会社塩月工業
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