インフォメーション

INFORMATION

安全大会 令和5年度(2023年度)を開催しました

お知らせ

2023.06.26

 令和5年度 塩月工業 安全大会を開催しましたところ協力会社の皆さんにおかれましては、業務ご多忙の中、ご参加くださいまして、ありがとうございます。
 本大会は安全管理の重要性を再認識する為に、開催する大切な大会であります。少しの時間ですが有意義な時間になるようご協力をお願い申し上げます。
さて昨年度の安全成績は全現場の延労働時間が15万7千時間で、不休災害が一件発生しました。安全に絶対はありません。ヒューマンエラーやヒヤリハットを見逃さず、常に危機感を持って、災害の芽を摘む努力をお願いします。 

 先日、お客様の会社の災害防止大会があり、その講演会の講師として、永松茂久さんという大分出身のベストセラー作家をお呼びしました。その方の著書に「言葉は現実化する」という本がありまして、その一部をご紹介します。
 「普段の何気ない「口グセ」が、あなたの人生を決めている! 多くの人は思考が言葉を生み出すと考えている。しかし実際は言葉の後に、思考や感情がついてくる。つまり言葉が先で心が後なのだ。言葉にした時、初めて思考は力を得て、実現に向けて走りはじめる。はじめに言葉ありきで。言葉は現実化する。 だから言葉を変えると人生が変わるのだ。」
 建設業は生死を分けるような危険が伴う業界です。命を守る為には、時には厳しい言葉も必要です。しかし日常的に、否定や避難する言葉が溢れていると、どういうことになるでしょうか? 安全を保つ為に必要な言葉はネガティブな表現だけではありません。人を叱るにも否定的な言葉だけではありません。  
 私、個人的には人間関係で躓いた時や窮地に追い込まれた時、全く根拠なく「突破する」とつぶやくようにしています。何とかなると何度も言葉に発することで変わってくることがあると思っています。 人間関係には相性があります。苦手な人、気に入らない人、とっつきにくい人、必ず居ます。その時に自分が相手のイヤな所を見るのではなく、良い所に視点を向けることで、人間関係に変化が生じてきます。
 元請の段取りが悪いから、協力会社の経験がないから、社員の能力がないから、管理者になればなるほど、自分の周りの愚痴が多く聞かれます。組織は不得意な所を互いに補い、得意な所を十二分に発揮して、助けてもらったこと、人の役に立ったことを実感できることで、組織が上手く回り出します。
 何事も上手く行っている組織は、日頃から笑顔が絶えず、それぞれの役割の中に、リーダーがたくさん存在していて、そのリーダーの為に、組織の為に、全員が自分の役割を全うしようと努力しています。
 そんな組織運営を実践できれば、最高の職場になっていくと思います。

本年度の当社の安全衛生スローガンは、

『「危ないよ」ひと声かけ合い みんなの意識で リスクの低減』であります。
 ひと声かけ合う言葉を大切にする文化を育てて、全ての現場が最高の組織になるよう願っております。
 本年度も「絶対に災害を防ぐ」という強い意思をもって、今後の完全無災害を達成する為に、心を一つにして絶えまぬ努力をお願い申し上げます。 ご安全に!

令和5年6月30日
 代表取締役社長 塩月啓司

 

ページの最上部までスクロール