平成27年度 入社式 社長あいさつ
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2015.04.02
平成27年度 ㈱塩月工業 入社式を挙行するにあたり一言ご挨拶申し上げます。
本日、当社の仲間となって頂きました新入社員のみなさん、全社員で歓迎すると共にお祝いを申し上げます。おめでとうございます。
当社は今年創業42年目を迎えました。この歴史は社員の各人の様々な経験の積み重ねの賜物であり、今日また新たな歴史のスタートが出来ることを大変嬉しく思います。
さて、みなさんは今日の日を境に社会人になりました。親のお世話になっていた昨日と今日とでは全く異なる、ある変化が今起きました。これはどういう事なのかを考えてもらいたいと思います。私は、次の3つの大きな変化があると考えます。
① 給料を貰うこと
土木の仕事は経験工学と言われています。いくら机の上で理解できても経験を積まなければ現場では全く役に立つことはありません。当社では多くの工種を経験することができます。じっくり実績を積み重ねて、その後に会社に貢献することができるようになって、本当の意味での給料を貰えるようになって頂きたいと思います。
② 自分の力で生活すること
自分で自分をコントロールして、衣・食・住を成り立たせることができるようにならなければなりません。意外に最初は出来ないもので失敗を繰り返すことになります。
③ 税金を納めること
自分の稼いだお金の中から税金や社会保険を納めることです。この行為によって、初めて、社会が認める社会人となります。納税を含めて様々な形で社会に貢献することが社会人としての義務なのです。
この3つの変化を今から体感しながら、社業に励んで頂きたいと思います。
当社は土木工事の分野では地下鉄などの都市土木、ダム、橋梁、造成、河川や海上での構造物、上下水道、道路工事など多種多様で幅広い工種で難易度の高いものを施工しています。技術的には、日本でも一流の土木工事を経験することができます。じっくりと自分自身の技術力として、吸収していって頂きたいと思います。
もう一つ大切なことがあります。それはこの土木という仕事を通じて、ひとりの人間として、大きく成長することです。自分が成長することで結果的に、素晴らしい仲間の輪を広げていくことができます。皆さんには無限の可能性があります。会社は単にお金を稼ぐ目的の場所ではありません。これからの人生で起こりうる様々な喜怒哀楽を如何に、逞しく、楽しく、過ごして行けるかは自分自身の努力と今から苦楽を共にする仲間にかかっています。精一杯、仕事に励み、悩み苦しみ、そして楽しみながら自分を磨いていってください。たった今スタートしたみなさんの社会人生活における活躍を楽しみにしています。一緒に頑張りましょう。