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平成30年 安全大会を開催しました。

お知らせ

2018.07.02

 平成30年6月30日(土)14時30分より春日市商工会館で『平成30年度 安全大会』を開催しました。

 安全大会に先立ち同日11時00分より、全社員参加のもと、春日神社で安全祈願を行いました。

 ご来賓の皆様には、ご出席頂き、また貴重なご祝辞を賜り、ありがとうございました。            

 協力会社の皆様には、お忙しい中、また遠方よりご出席頂きまして、ありがとうござました。

 

平成30年度 塩月工業 安全大会 社長挨拶
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 平成30年度 塩月工業 安全大会を開催しましたところ、ご多用にもかかわらず、ご参加下さいまして誠にありがとうございます。
 本日はご来賓の皆様におかれまして、土曜日のお休みにもかかわらず、おこしいただきました。誠にありがとうございます。また日頃から現場で、大変お世話になっております協力会社の皆様、お忙しい中ご参加くださいまして、重ねて御礼申し上げます。

 さて、昨年、平成29年度の弊社の安全成績は全12カ所の現場の延労働時間が265,443時間で軽微な不休災害が3件発生し、うち2件が熱中症で軽微な災害が1件という成績でありました。しかし今年度に入り残念ながら休業災害を発生させる事態となりました。過去10年間、延べ300万時間以上、休業災害が無い記録が途切れてしまいました。
 この災害の内容は一人で転倒するという軽微なものでありましたが、本人の既往症が相まって入院とリハビリが必要となる休業災害となりました。大変残念ではありますが、僅かな油断から発生したこの災害を真摯に受け止め、二度とこのような災害を起こさない為に単なるヒューマンエラーとして捉えるのではなく、組織的な安全管理を再度見直し、全社挙げて取り組んでいかなければなりません。

 本年度は、大規模小規模に関わらず多種多様な現場が見込まれております。特に都市土木工事において構築工事が始まり、電力関係の現場も本格的になっていき、益々、危険度の高い仕事が多くなってきます。職員一人一人の管理能力と施工能力が尚一層、試されることとなります。ヒューマンエラーを低減すべく対処をし、再度、今後の完全無災害を達成できるよう更なる努力をお願い申し上げます。
 
 先日のサッカーワールドカップ、ポーランド戦の終盤10分の戦いをどう解釈したでしょうか?私もその時はそんな戦い方があるのかと驚きました。本田圭佑選手は西野監督の采配に対して「ファンには申し訳ない事だが自分では考えつかない判断で、ただただ感嘆する」と称賛していました。監督に就任して間もない西野監督は最終的に長谷部選手を投入して、チームは不本意な作戦ながら監督の指示を組織的に忠実に実行したことは信頼関係がかなり築けている証明であったと思います。その上で、紙一重ではありますが他力本願の勝負にかけて、リスクを捨てる事を選んだわけです。私は、決勝トーナメントに進出るという目的達成の為に判断した苦渋の采配であり、積極的に前に向かった戦いをしたと、今はそう解釈しています。

 数年前にヒットした小説、映画化もされましたが「永遠のゼロ」の作者である百田尚樹さんの講演を聴く機会がありました。その講演の中で、永遠のゼロの主人公であるゼロ戦のパイロットの宮部久蔵は生きて帰ることを優先し、ゼロ戦で戦いましたが、百田さんは「人間には、逃げる力が大切だ」ということを言っています。自分の生き方、美学に反する、フェアでは無いと、西野監督を批判する方も多いと思いますが、リスクを回避して、瞬時に確立を計算し、生きること、負けて前に進むことを選ぶ事が間違っているとは言えないと思います。  
 百田尚樹さんの「逃げる力」という著書での中では、日本人は逃げる力が足りない。逃げることは、戦うことと同じくらい積極的な行動である、もちろん逃げてはいけない時もあるが、逃げるべきと判断することは生き物が持つ根源的な行動であると、言っています。
 安全管理は、リスクをカットする引き算、マイナスの管理と言えるかもしれませんが、結果的にはポジティブでプラスの管理であると考えるべきではないでしょうか。
 弊社が10年もの間、休業災害が無かったことはリスクを回避してきたというよりは、エラーが起こらないようにするシクミにこだわったことにあると思います。そのシクミとは、弊社のHPに「安全管理のシクミと運用」として記載していますが、KYや打合せの方法や指示命令系統の在り方にあります。複数の職種、工種を入れ替わる人員によって、入り混じって施工していく現場では、日々の着工前のKYや打合せが最も重要になります。その運用を現場の最小単位、最小のグループによって実施し、小さなPDCAから大きなPDCAへ展開することが弊社の安全の基本であります。更には施工中のコミュニケーションの状態がかなり重要となります。シクミだけが出来ていても、そこを動かすコミュニケーションが上手くいってないと何も機能しません。 

 私は、現場の安全管理は人間の体のシクミと似ていると考えています。様々な機能、性質を持った臓器に、血液によって、栄養や酸素を巡回させて、その能力を発揮します。日々、余分なもの、リスクは排出しますし、脳で、経験した結果に対して、指令を出して、臓器が機能しながら、PDCAを繰り返して、それを維持していきます。もちろん一番大切なのは、その血液を流し続ける心臓であり、ココロであると思います。
 今年、残念ながら休業災害が起きてしまったことで「安全管理のシクミと運用」の原理原則が少し崩れかけているのではないかと危惧しているところです。社内の組織を見直し、信頼関係の上で、心あるコミュニケーションによって、流れ良く循環させて、PDCAをしっかり廻すこと、また一見、後ろ向きでマイナスの行動と思いがちの安全管理ですが、しっかりと一歩立ち止まって、ポジティブで生き生きとした組織になるよう、見直しを図らなければならないと実感しているところであります。

 平成30年度の当社の安全衛生スローガンは「安全は 見えない危険を 摘み取る力 一歩先読む 危険予知」であります。本年度も「絶対に災害を防ぐ」という強い意思をもって、今後の完全無災害を達成する為に心を一つにして、絶えまぬ努力をお願い申し上げます。
 本日は、やや長時間になりますが最後の懇親会まで有意義な時間が過ごせますよう皆様方のご協力お願い申し上げまして私のご挨拶に代えさせていただきます。

 ご安全に!

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 平成30年6月30日(土)14時30分より春日市商工会館で『平成30年度 安全大会』を開催しました。

 安全大会に先立ち11時00分より、全社員が参加し地元の春日神社で安全祈願を行いました。

 ご来賓の方々には土曜日のお休みのところ、ご出席いただき、また貴重なご祝辞を賜り誠にありがとうございました。協力会社の皆様には、お忙しい中また遠方よりご出席頂きまして、ありがとうござました。

平成30年度 塩月工業 安全大会 社長挨拶
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 平成30年度 塩月工業 安全大会を開催しましたところ、ご多用にもかかわらず、ご参加下さいまして誠にありがとうございます。
 本日はご来賓の皆様におかれまして、土曜日のお休みにもかかわらず、おこしいただきました。誠にありがとうございます。また日頃から現場で、大変、お世話になっております協力会社の皆様、お忙しい中、ご参加くださいまして、重ねて、御礼申し上げます。

 さて、昨年、平成29年度の弊社の安全成績は、全12カ所の現場の延労働時間が265,443時間で、軽微な不休災害が3件発生し、うち2件が熱中症で軽微な災害が1件という成績でありました。しかし今年度に入り、残念ながら、休業災害を発生させる事態となりました。過去10年間、延べ300万時間以上、休業災害が無い記録が途切れてしまいました。
 この災害の内容は、一人で転倒するという軽微なものでありましたが、本人の既往症が相まって、入院とリハビリが必要となる休業災害となりました。大変残念ではありますが、僅かな油断から発生したこの災害を真摯に受け止め、二度とこのような災害を起こさない為に、単なるヒューマンエラーとして捉えるのではなく、組織的な安全管理を再度見直し、全社挙げて、取り組んでいかなければなりません。

 本年度は、大規模小規模に関わらず、多種多様な現場が見込まれております。特に、都市土木工事において、構築工事が始まり、電力関係の現場も本格的になっていき、益々、危険度の高い仕事が多くなってきます。職員一人一人の管理能力と施工能力が尚一層、試されることとなります。ヒューマンエラーを低減すべく対処をし、再度、今後の完全無災害を達成できるよう更なる努力をお願い申し上げます。
 
 先日のサッカーワールドカップ、ポーランド戦の終盤10分の戦いをどう解釈したでしょうか?私もその時はそんな戦い方があるのかと驚きました。本田圭佑選手は西野監督の采配に対して、ファンには申し訳ない事だが、自分では考えつかない判断で、ただただ感嘆すると称賛していました。監督に就任して、間もない西野監督は、最終的に長谷部選手を投入して、チームは不本意な作戦ながら、監督の指示を組織的に忠実に実行したことは、信頼関係がかなり築けている証明であったと思います。その上で、紙一重ではありますが、他力本願の勝負にかけて、リスクを捨てる事を選んだわけです。私は、決勝トーナメントに進出るという、目的達成の為に判断した苦渋の采配であり、積極的に前に向かった戦いをしたと、今はそう解釈しています。

 数年前にヒットした小説、映画化もされましたが、「永遠のゼロ」の作者である、百田尚樹さんの講演を聴く機会がありました。その講演の中で、永遠のゼロの主人公であるゼロ戦のパイロットの宮部久蔵は生きて帰ることを優先し、ゼロ戦で戦いましたが、百田さんは、「人間には、逃げる力が大切だ」ということを言っています。自分の生き方、美学に反する、フェアでは無いと、西野監督を批判する方も多いと思いますが、リスクを回避して、瞬時に、確立を計算し、生きること、負けて前に進むことを選ぶ事が間違っているとは言えないと思います。  
 百田尚樹さんの「逃げる力」という著書での中では、日本人は、逃げる力が足りない。逃げることは、戦うことと同じくらい積極的な行動である、もちろん、逃げてはいけない時もあるが、逃げるべきと判断することは、生き物が持つ根源的な行動であると、言っています。
 安全管理は、リスクをカットする引き算、マイナスの管理と言えるかもしれませんが、結果的にはポジティブでプラスの管理であると考えるべきではないでしょうか。
 弊社が10年もの間、休業災害が無かったことは、リスクを回避してきたというよりは、エラーが起こらないようにするシクミにこだわったことにあると思います。そのシクミとは、弊社のHPに「安全管理のシクミと運用」として記載していますが、KYや打合せの方法や指示命令系統の在り方にあります。複数の職種、工種を入れ替わる人員によって、入り混じって施工していく現場では、日々の着工前のKYや打合せが最も重要になります。その運用を現場の最小単位、最小のグループによって、実施し、小さなPDCAから大きなPDCAへ展開することが弊社の安全の基本であります。更には施工中のコミュニケーションの状態がかなり重要となります。シクミだけが出来ていても、そこを動かす、コミュニケーションが上手くいってないと、何も機能しません。 

 私は、現場の安全管理は、人間の体のシクミと似ていると考えています。様々な機能、性質を持った臓器に、血液によって、栄養や酸素を巡回させて、その能力を発揮します。日々、余分なもの、リスクは排出しますし、脳みそで、経験した結果に対して、指令を出して、あらゆる臓器が機能しながら、PDCAを繰り返して、それを維持していきます。もちろん、一番大切なのは、その血液を流し続ける心臓であり、ココロであると思います。
 今年、残念ながら、休業災害が起きてしまいましたが、「安全管理のシクミと運用」の原理原則が少し崩れかけているのではないかということを危惧しています。信頼関係で成り立っている社内の組織を見直して、その上に立って、心あるコミュニケーションによって、流れを良くして、循環させて、PDCAをしっかり廻すこと、また、一見、後ろ向きでマイナスの行動と思いがちの安全管理ですが、しっかりと一歩立ち止まって、ポジティブで、生き生きとした組織になるよう、再度、見直しを図らなければならないと実感しているところであります。

 平成30年度の当社の安全衛生スローガンは、「安全は 見えない危険を 摘み取る力 一歩先読む 危険予知」で あります。本年度も「絶対に災害を防ぐ」という強い意思をもって、今後の完全無災害を達成する為に心を一つにして、絶えまぬ努力をお願い申し上げます。
 本日は、やや長時間になりますが、最後の懇親会まで有意義な時間が過ごせますよう、皆様方のご協力お願い申し上げまして、私のご挨拶に代えさせていただきます。    ご安全に!

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