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安全大会 令和4年度(2022年度)を開催しました

お知らせ

2022.06.27

 令和4年度 塩月工業 安全大会を開催しましたところ、ご参加頂き、ありがとうございます。  
 本日は、大変お忙しいところ、また休日で足元も悪い中、ご来賓の方々、並びに感染対策として一部の主要な協力会社のみなさん、可能な限りの社員に集まって頂いて開催となりました。7月1日から始まる全国安全週間の準備月間に安全管理の重要性を再認識する為に開始する大切な大会であります。少しの時間ですが有意義な時間になるようご協力をお願いします。   
 さて、昨年度の安全成績は全現場の延労働時間が15万1千時間で、不休災害が2件発生しました。熱中症と転倒災害でいずれも本人の不注意によるものですが適切な管理が出来ていれば、防ぐことが出来た災害であったと考えています。今年度もヒューマンエラーやヒヤリハットを見逃さず、常に危機感を持って、災害の芽を摘む努力をお願いします。

   我々の建設現場は、工場生産の製造業のように決まった場所で同じ物を同じ人員で繰り返し、生産する産業とは大きく異なります。常に変化する人員で構成し、場所を変え、気象や環境の条件も変わる中、何一つ同じものではない、モノづくりをして行きます。この違いが製造業に比べて、建設業での災害が多くなる原因であるといえます。この建設業特有の生産体制から災害を撲滅させることに不可欠なのが、弊社が取り入れているPDCAサイクルの展開であります。
 この展開方法には、次の3つのポイントがあります。
  第1に、現場の最小のグループによってPDCAを展開する事、
  第2に、各リーダーがリーダーシップを発揮して、個人の長所を活かし、能力を発揮させる事、
  第3に、現場の「安全文化」を作り上げる事、
 PDCAサイクルを展開する上での3つのポイントをよく理解し、原点に戻って考えて、安全管理を実行して頂きたいと思います。

 先日、お客様の会社の災害防止大会があり、その中で講演をして頂いた講師の言葉をご紹介します。
人間はひとりでは成長できない。人には役割があって、人の役に立って初めて成長できる。役割は人の長所の中にあって、その役割に気づかせるのがリーダーの役割である。
 何事も上手く行っている組織は、この役割が明確になっていて、リーダーが一人ひとりの役割を把握し、個人もそれを自覚しているように思います。そんな組織運営を実践できれば、最高の職場になっていくと思います。

 本年度の当社の安全衛生スローガンは、「気持ちをひとつ みんなで作る 安全職場 ルールを守って ゼロ災害」であります。
本年度も「絶対に災害を防ぐ」という強い意思をもって、今後の完全無災害を達成する為に、心を一つにして、弛まぬ努力をお願い申し上げます。
ご安全に!

令和4年6月25日
代表取締役社長 塩月啓司

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